「マスクを着けてスポーツジムでトレーニングをすると苦しいからなんとかしたい

「スポーツジムでマスク着用がルール化されたので通うのがツラくなった


こんなお悩みありませんか?


マスクを着けてのトレーニングはとてもツライですよね。


そういった悩みを持っている人も多いんです。

 

 

 

そこで今回は

  • スポーツジムでマスクを着用しなければいけない理由
  • マスク着用のメリット
  • マスクの比較と選び方
  • 苦しくないオススメのスポーツ用マスク

について紹介します。

 

ライン

この記事を監修したひと

スリムパワーフィットネス 代表
小渕 奈緒 講師

 ライン

この記事を読めばマスクをつけてのトレーニング楽しくなることまちがいなし!

 

目次

  1. スポーツジムではマスクは必ずしないとダメ?
  2. ジムではスポーツマスクを!不織布・布との比較
  3. スポーツマスク選びのポイント
  4. トレーニングと相性バツグン!オススメスポーツマスクはコレ
  5. 補足:マスク着用のメリット
  6. まとめ

 

スポーツジムではマスクは必ずしないとダメ?

結論を言うとスポーツジムではマスクをつけなきゃダメです。

 

新型コロナウイルスの流行でスポーツジムでのクラスターが多く発生してしまい、対策が必要になりました。

 

日本フィットネス産業協会(FIA)ではコロナ対策のガイドラインを公表していています。

 

(参照:フィットネス業界におけるコロナ対策 日本フィットネス産業協会)

 

多くのスポーツジムがこのガイドラインにそった対応をしているんです。

 

こういった対策のおかげか

  • スポーツジムでの感染予防対策について77.5%もの人が「十分な対策だと思う」と回答
  • スポーツジムでのマスク着用を安心だと感じる人が70.5%

といったアンケート結果があります。

 

(参照:コロナ禍における『フィットネスクラブ』利用実態レポート)


スポーツジムとしてもマスク着用はルール化は必要、という現状です。

 

マスク着用は義務?会員会則で確認

マスク着用にどこまできびしいかはジムによって異なります。

 

  • マスク着用がルールづけられている
  • マスク着用を「お願い」している
  • マスクはしてもしなくてもいい

とさまざまです。

 

実際にゴールドジムの会員会則を見てみるとこの中にはマスク着用は定められていません

 

(参照:GOLD’S GYM 会員会則)

 

会則にないならマスクはつけなくてもいい?

ズバリ答えはNOです。

 

他の利用者の迷惑になるという理由で入会取り消しにされることがあります。

 

多くのジムの会則には

  • 会員にふさわしくないふるまい
  • ジムの秩序をみだすふるまい

を禁止する項目があるんです。

 

また「マスクを着けない方の入館をお断りする場合があります」と注意書きがされていることも...

 

またマスクについても

  • フェイスシールドの禁止
  • 鼻出しマスクの禁止

といったようにマスクをつければあとは何でもいいというワケではありません。

 

トラブル防止のためにもジムの規定にあわせたマスクを選んで着用ましょう。

 

一部のジムではマスク着用ルールが緩和されている

最近ではマスク着用が緩和されているところも出てきました。

 

「どうしてもスポーツジムでマスクを着けたくない」

 

そういった方はほかのジムに移ることも一つの方法です。

 

ジムではスポーツマスクを!不織布・布との比較

マスクには大きく分けて

  • 不織布マスク
  • 布マスク
  • スポーツマスク

の3種類あります。

 

どこがどう違うのか、簡単にまとめると以下の表のようになります。

 

不織布マスク 布マスク スポーツマスク
息のしやすさ 息苦しい やや息苦しい 息苦しい
フィルターの強さ 強い やや強い 弱い
吐き出し飛まつ量 20% 18~34% 50%
吸い込み飛まつ量 30% 55~65% 60~70%
つけ心地 悪い 良い 良い

 

 

 

(参照:データから見るマスクの効果 国立大学法人豊橋技術科学大学)

次にひとつひとつ細かく見ていきましょう。

 

1、【不織布マスク】飛まつの広がりを防ぐ

繊維をからみあわせてシートにしたものが不織布です。

 

これをくみあわせたものが不織布マスクになります。

 

特徴としては

  • 飛まつのひろがりをおさえる効果が高い
  • フィルターの目が細かい
  • つけると息苦しい
  • ずっとつけてると鼻や耳がイタくなる

といったものがあります。

 

フィルターの効果はとても高くおよそ70%もの飛まつをカットできるという研究結果もあります。

 

(参照:ウイルス飛沫・エアロゾル飛散シミュレーションと計算科学の社会貢献 富岳コロナ対策プロジェクト飛沫感染グループ)

 

ですがどうしてもつけると息苦しさはさけられません。

 

つけて運動をするならなおさらです。


あくまでも普段づかいだけにしておくのがオススメです。

 

2、【布マスク】肌にやさしいマスク

布マスクは名前どおりガーゼなどの布地で作られたマスクになります。

 

特徴としては

  • 飛まつのひろがりを抑える効果はやや高い
  • フィルターの目は不織布マスクよりも荒い
  • 不織布マスクより息がしやすい
  • 材質がガーゼなので肌にやさしい
  • 吸水性がいいので汗を吸いやすい

といったものです。

 

不織布マスクとくらべてつけ心地と肌ざわりが良くなっています。

 

ですがスポーツ用としては汗をよく吸うためすぐに口まわりが湿ってしまうデメリットが...


そのためこちらも普段づかいだけにしておくのがオススメです。

 

3、【スポーツマスク】息がしやすい運動用のマスク

スポーツマスクは名前のとおりのスポーツ用マスクです。

 

生地にはポリエステルやポリウレタンなど目が大きい素材が使われています。

 

そのため

  • 口まわりがムレず息がしやすい
  • 不織布マスクとくらべてフィルターが弱い
  • 汗をかいてもすぐに乾く
  • ずっとつけていても鼻や耳がイタくならない

といった特徴があります。

 

特に息のしやすさはバツグンでスポーツジムで多く使われているんです。

 

ですがあくまでもスポーツ用...

 

不織布マスクとくらべて飛まつを防ぐ効果は半分ほどになってしまうという研究結果もあります。

 

(参照:データから見るマスクの効果 国立大学法人豊橋技術科学大学)


普段づかいはさけてスポーツをするときだけの着用をオススメします。

 

4、【結論】運動するときはスポーツマスクがオススメ

フィルターの強さとつけ心地はどうしても両立はむずかしくなっています。

 

そのため

  • トレーニング時はスポーツマスクを着ける
  • 着替えの時には不織布マスクをつける

TPOにあわせて使い分けがオススメです。

 

スポーツマスク選びのポイント

マスクは服や靴とは違って買う前に試着ができません。

 

そのため本当に自分にあうかどうか分かりませんよね。

 

そこで買う前にぜひチェックして欲しいポイントを4つご紹介!

 

これをチェックしておけば買ったあとで

「こんなはずじゃなかった...」

とならずにすみます。

 

1、息がしやすいかどうか

これはもっとも大事なポイントです。

  • ポリウレタン
  • メッシュ素材

こういった材質のマスクは通気性がよくて息がしやすいつくりに!

 

スポーツマスクを買うときにはまず材質をチェックしてみると失敗しないです。

 

2、立体構造になっているかどうか

立体構造のスポーツマスクはジムで着けるにはうってつけです。

 

特徴としてマスクの口まわりに空間があります。

 

そのため

  • はげしく体を動かしても息がしやすいようにできている
  • 息の湿気で口まわりがベタつかない

気持ちよく運動できること間違いなし!

 

3、動いてもズレにくいか

ジムで体を動かしているとどうしてもマスクがズレることがあります。

 

これは大きなストレスに...

 

そのため

  • 顔や頭にあったサイズ
  • サイズを調整できるオプションがあるかどうか

この2点をおさえればマスクのズレは無くすことができます。

 

4、洗濯して繰り返し使えるか

洗って使えるタイプはコストパフォーマンスが良くてオススメ!

 

スポーツマスクは不織布マスクと違って1枚でも値段の張るものが多いです。

 

同じスポーツマスクでも

  • 洗濯機で洗える
  • 洗濯機はダメだけど手洗いはできる
  • そもそも洗えない

と差はあるので買う前のチェックはしておきましょう。

 

トレーニングと相性バツグン!オススメスポーツマスクはコレ

ここまでスポーツマスクの選び方のポイントをご紹介しました。

 

ですが色んなタイプがあったり、メーカーがたくさんあったりでどれがいいのか悩んでしまいますよね。

 

スポーツマスクを買うならBARZAGRI(バルザーリ)がオススメです。

 

SNSで

  • メッシュになっているので息が苦しくなりにくい
  • カラーバリエーションがたくさんありオシャレを楽しめる
  • マスクに熱気がこもらないのでキモチいい

大人気

 

 

 

 

スポーツマスク3種の性能比較

バルマゼロ バルマプレミアム バルマクラシック
通気性
肌ざわり
デザイン数 29種類 10種類 6種類
価格 830¥~ 1,650¥~ 550¥~

 

ひとつのブランドで複数のスポーツマスクが販売されている場合があります。

今回はBARZAGRI(バルザーリ)を例に比較してみました。

 

「呼吸さえラクになればいい!」

という方はバルマゼロがおすすめ。

  • 息のしやすさ
  • 速乾性

を重視した素材で作られています。

 

「もっとトレーニングに集中したい」

というときはバルマプレミアムを。

  • 長時間着けても痛くならない
  • はげしい運動や会話中もズレない

と、パフォーマンス向上をサポートしてくれるんです。

 

ジムではどんなマスクが使われているのか

バルザーリで売上上位を占めているマスクは大きく2種類に分かれます。

 

  • 黒やネイビーなどのモノトーンカラー



  • 水色や薄いピンクといった淡い色

 

レッドやイエローといった明るい色のマスクはさけられる傾向があるんです。

 

明るい色だと悪目立ちする?ジムで浮かないマスクの選び方

どうして黒やネイビーなどの色が人気なのか。

 

それは

  • 「目がチカチカする」といった理由でニガテな人が多い
  • 明るい色で目立ってしまう

こういった理由でさける人が多いためです。

 

たしかに多くの柄や色のマスクがあるのでオシャレを楽しむことができます。


ですが最初に選ぶなら、以下のような色が変に浮かなくあわせやすいのでオススメ!

  • グレーやネイビー、ブラックなどの暗い色

  • パステルピンクなどの淡い色

  • ダークレッドなどのやや黒みの入った色

 

マスクの色で印象は変わるの?

答えはYesです。

 

マスクの色で周りへの印象は変わってきます。

 

  • 明るい色だと優しく親しみやすい印象に
  • 暗い色だとクールで落ち着きのある印象に


自分のイメージや気分にあわせてマスクの色や柄を変えてみるとジムに通うのが楽しくなりますよ。

 

補足:マスク着用のメリット

スポーツジムでのマスク着用にはもちろんメリットも多くあるんです。

 

1、感染症対策

どうしても運動をしていると息があがってきてしまいます。

 

そのぶん遠くまで飛まつが広がってしまうんです。

 

ですがマスクをつけることで飛まつの広がりを防ぐことができます。

 

実際に飛まつ感染シミュレーションの結果、マスクをつけることで飛まつを防げることが証明されています。

 

(参照:神戸大学理化学研究所 室内環境におけるウイルス飛沫感染の予測とその対策)

 

2、防寒効果

寒い時期では防寒もできます。


さらにマスクをつけることで口まわりが湿って乾燥を防ぐことができるんです。

 

番外編:マスクを着けて運動すると低酸素トレーニングになる?

「マスクを着けての運動は高地トレーニングの代わりになるのでは」という期待の声があります。

 

ですが高地トレーニングの代わりにはなりえません

 

あくまで高地トレーニングは「薄い酸素でのトレーニング」です。

 

マスクを着けての運動は「少ない空気での運動」のため酸素はいつもと同じ濃度になります。

 

体に負担がかかるばかりなので苦しいと感じたらすぐに休んだ方が良いんです。

 

さらに息苦しいまま激しいトレーニングを続けるとケガや体調不良につながるおそれもあるとされています。

(参照:コロナ禍でのランニング調査 アスレティックトレーナー 橘内基純 博士

 

まとめ

いかがだったでしょうか。

 

今回は

  • スポーツジムでマスクを着用しなければいけない理由
  • マスクの比較と選び方
  • 苦しくないオススメのスポーツ用マスク
  • マスク着用のメリット

について紹介しました。

 

せっかくお金を払ってスポーツジムに通うんですからイヤな思いはしたくないですよね。


ジム通いが長続きして人生が充実することをお祈りしています。

 

コメント(0)

注意してください、コメントが公開される前に承認する必要があります。